先月末にいつもお世話になっているクリニックの先生から「老衰で看取りの人だけど部屋が空いてないかな」とのお願いでした。経口からの摂取も難しく、痰もからんでほぼ寝たきりの状態でした。自然な形で本人にとっても負担にならないような過ごし方でと主治医の先生からも家族へ説明がされていたので点滴も数日のみ、3月4日ころから娘さんも一人ではかわいそうなのでと夜も泊まってくださることになりました。たまたま誕生日に、タイミングよくアメリカに在住の次女さんも一緒にお部屋で過ごしてくれることとなりました。ご本人は90歳を超えた方でしたが娘さんの影響なのかクリスチャンの方で、その信者の方や牧師さんも毎日のようにお部屋を訪ねられました。(サ高住なのでそういった出入りは自由ですから)本人の体調に一喜一憂され、知人の方、家族さんにたくさんのパワーをもらって本当に自然の形で、3月16日に暖暖にこられて17日目の朝に家族の方に見守られ旅立ちました。